はじめに、米国株投資(米国ETF)の為替差益の税金にはグレーゾーンが存在します。
原則として、為替差益の確定申告は必要です。
しかし、税務署によっては回答が異なる様子。
しなければいけないのは確かだが、しなくてもいいという人もいる。
これらを前提に読み進んでください。



米国株投資(米国ETF)の天敵、為替差益について知りたい。「米国株(米国ETF)への投資をはじめたのはいいけど、為替差益の処理って皆どうしてるんだろう…。」SNSで回答を見かけるけどいまいちぱっとしない答えで結局どうすればいいのかわからない…。確定申告漏れの心配もあるし、どうしたらいいか教えて!
こういった疑問に答えます。
✅本記事の内容
米国株投資(米国ETF)で注意が必要な「為替差益」の話




米国投資を検討されている方、または既にされている方の悩みとして、「為替差益の確定申告はどうしたらいいの?」という点があると思います。



米国株(米国ETF)投資を始めるうえで為替差益の存在は避けて通れません。ネット上で為替差益に関する記事をいくつか拝見しましたが、間違った情報を紹介されているブログが複数見られました。そこで今回は為替差益とは何かをしっかりと把握し、正しい知識で米国株へ投資する方法を紹介します。
・米国株投資家がぶち当たる為替差益って何ぞや?
こちらをご覧ください。
1ドル=100円のときに、100万円を1万ドルに両替します。
数日、ドルのまま口座内で放置します。
為替のレートが変わり、1ドル=120円になりました。
このとき、1万ドル全額で米国ETFを購入したとします。
結果、20万円の為替差益が発生したことになります。
※為替差益は雑所得になります。
・よい子の為替差益との向き合い方



- 為替差益が1円でも発生すると「雑所得」として確定申告の必要がある
- 同日中に、余ったドルで外貨建てMMFを購入すれば為替差益の心配がいらない
- 両替、売却、分配金を受け取ったら、同日中に外貨建てMMFを購入する
その後は必要に応じて外貨建てMMFを解約し米国株の購入に充てるという流れになるかと思います。
楽天証券で口座ををお持ちの方の場合、外貨建てMMFから直接米国株式を購入することも可能なので、どちらにしても外貨建てMMFは重宝される存在になりますね。
(楽天証券で米国株式を購入する唯一の利点でもある)
・わるい子の為替差益との向き合い方
(わるい子ではない)
- 円をドルに交換し、米国株購入・売却・分配金受け取り、最終的に円に戻す
- 外貨積立で毎月円をドルに交換し、最終的にまとめて円に戻す
- 毎月100万円no外貨積立し、最終的に円に戻す
上記のケースでは、為替差益を認識する必要はありません。
紐づけが明確にわからないものに関する為替差益は認識しなくても良いという回答を税務署の方がされるケースがあるそうです。
※外貨定期預金のような紐づけが明確にわかるものに関しては為替差益の申告が必要になる
・最終判断は最寄の税務署
預け入れていた外貨建預貯金を払い出して外貨建MMFに投資した場合の為替差損益の取扱い
「何からすればいいかわからない」
「どんな商品を選べば良いのか・・・」
大丈夫です。佐々木に相談して下さい!
私のサイトに繰り返し来てくださるアナタを佐々木は、全力でサポートします!
資産運用で生活費を稼ぐ僕が今思うこと。
行員になるまでは、とりあえず貯金しておけば安心。
運用は怖いものだと思っていました。
運用をはじめるにも、何からしていいかわからない。
でも、実際に始めてみたら簡単だった。
情報を収集するのに時間はかかりましたが、
僕のブログでは、簡単にそれらを紹介するので安心してはじめることができます!